「神道の信徒になる」出雲大社紫野教会信徒のおすすめ
大国主大神さまを篤く信仰する、しようと決意した方、また神道の信徒として生きていきたいと思った方、出雲大社紫野教会の信徒になりませんか?
出雲大社の大国主大神を始め、神道を信仰し、神さまの恩に感謝し、ご守護をお願いし、また自らも日本国のために人間としての務めを果たします。そのような人たちの集まりが教会です。
一般的な神社の崇敬会よりは、もう少し能動的、積極的に動くのが教会の信徒です。
活動内容
信徒ってどういう事をするのですか、と思われる人も多いでしょう。
ざっと説明しますと
・お祭りを行う(参列する)
・神道を学ぶ
・出雲大社に「おくにがえり」に行く
・自分自身を磨く
・その他神社への参拝を行う
・国、社会のために役立つ活動を行う
信徒の務め
<お祭りを行う>
神前に熱心にお参りすることは大切なことです。さらに大切なのは祭典、お祭りをお仕えすることです。お祭りが神道の基本。神さまのためにお祭りをして、お供えをして、感謝します。それによって神さまはまた力を増し、私たちはさらに御守護を頂けるわけです。
神社の祭典は神職と参列者にどうしても分かれてしまうところがありますが、教会の祭典の場合は信徒も協力してみんなで行う感じになります。また、参列者全員が玉串拝礼をすることができます。大神さまに感謝し、お願いを申し上げ、そして次の日からまた元気に暮らしていくためにお力を頂いてください。
紫野教会では毎月第四日曜日に月次祭を行っていますので、ぜひにお参り下さい。また、元日などの特別な日にもお祭りがあります。そこにもぜひ参列してください。日曜日は仕事なので、月次祭に来られないという人は別の日にお参りしましょう。
<自分自身を磨く>
お祭りの後は神道についての講話をいたします。また随時神道や出雲大社に関する勉強会をいたします。さらに大祓詞奏上や滝行などの修行も行います。自分自身の人格を高め、霊性も高めていくことが大切なのです。
<出雲大社におくにがえりをする>
信徒が出雲大社にお参りすることを「おくにがえり」と申します。出雲大社で執り行われる例祭、出雲大社教大祭、神在祭、福神祭などのお祭りに紫野教会から参列します。一番は「みたまむすびの霊行」が行われる8月の出雲大社教大祭です。京都からはやや遠いですが、信徒としては年に一度は出雲に行き、大神さまのそばまでお参りし、お力を頂きましょう。
<その他神社へお参りをする>
神道は一つの神だけを信仰するものではありませんから、伊勢神宮など出雲大社以外の神社にも参拝に行きます。
<国、社会のために役立つ活動を行う>
神道の信徒は国や社会を良くすることに務めなくてはなりません。そこで、奉仕活動を行います。
その他
<神棚のお祀り>
神道の信徒としてはやはり自宅、自分の部屋、また商売をしている人は自分の会社や店に神棚をお祀りしたいものです。大国主大神だけでなく、天照大御神、そして氏神もお祀りしましょう。お祀りの仕方、設置の仕方などは教会がくわしく説明しますので、ご安心ください。
お祀りしたら、毎日拝礼しましょう。拝礼方法もお教えいたします。
<御霊屋のお祀り>
神棚をお祀りしている人は多いですが、ご先祖さまのための御霊屋(みたまや)までお祀りしている人はまだそんなに多くはありません。「敬神崇祖」が神道の基本ですので、神道の信徒たるもの神棚と御霊屋の両方をお祀りしましょう。
ご先祖さまのお名前を調べて記載し、みたまさまをお呼びしたりしなければなりませんので、神棚を設ける時よりもやや大がかりになりますが、こちらもひとつひとつ丁寧に行いますので、不安になることはありません。
<みんなで頑張りましょう>
人間一人でもできることはありますが、限りがあります。ですから集まって活動します。会社もそうです。多くの人が集まることによって、より大きな事ができるようになります。同じ意識を持つ人々がたくさん集まるのが教会です。信徒同士は仲間ですから、お互いに助け合って、日本国のために役に立つようになりましょう。
信徒になる時
キリスト教では洗礼という儀式がありますし、イスラム教の場合は二人のイスラム教徒の前で信仰を告白すると信徒になります。
神道ではそのような儀式があるわけではありませんが、それでもやはり何らかのものが必要です。そこで、信徒になる際に「奉告祭」を行って、大国主大神さまに申し上げ、ご加護をお願いします。
また、その後は正しい拝礼作法など、基本的なことをお教えします。
信徒の心構え
神道の信徒として必要な心構えはいくつももありますが、最も大切なことは三つです。
「感謝」
今、自分に与えられているものを感謝しましょう。このページを見ているということは少なくとも生きているわけであって、世の中に感謝するものがまったくないという人はいません。
「小さなことてあっても喜ぶ」
「当たり前のことに感謝する」
これが幸せになる秘訣です。神道は感謝から始まります。大神さま始め神さまに感謝しましょう。
「忍耐」
神道の信徒になったからといって、いいことが起こりまくったり、反対に悪いことが全く起こらなくなる、というようなことはありません。大神さまの因幡の白兎の話を思い出してください。日本では神も苦労されるのです。ましてや人間に苦労がないわけがありません。必要なのは大神さまが見せてくださった忍耐です。忍耐する力を身につけましょう。
「勇気」
耐えることは大切ですが、耐えているだけではいけません。前へ進みましょう。その時に必要なのは勇気です。因幡の白兎神話でも大神さまは最後には刃向かう兄弟神たちをこらしめました。また苦難の末この国の国作りをされたのが大神さまでした。ですから、信徒として熱心に大神さまを信仰するものには、大神さまの御加護が必ずあります。人生においては困難なことが多くあります。しかし、守っていただいてるという信念を持ち、勇気を持って乗り越えていきましょう。
重要なのは「神さまの行いに習うこと」「神さまの心を我が心とすること」です。
しかし、言うのはたやすいですが、なかなか簡単にはできません。ですから、みんなで学び、お互いに励まし合って進んでいきましょう。
費用
信徒の会費は毎月2,000円(年24,000円)です。
あとはお祭りの際など、個人に応じた金額をお供えしてください。
楽しく活動しましょう
とはいえ、厳しいことばかりというわけではありません。ご安心下さい。
大黒像のようににこやかなお姿を想像してください。大神さまはそのように和やかで親しみやすい、おおらかな神さまでいらっしゃるのです。
その大神さまの元で、厳しいところは真剣に、楽しいところは楽しく活動して参りましょう。
信徒になるには
出雲大社紫野教会の信徒になりたいという方、あるいはまだそこまでは思っていないが、もう少し話を聞いてみたいという方は一度教会にお越し下さい。
神職不在の時もありますので、事前にお問い合わせのページから連絡するか、075-491-2943にお電話下さい。
ご連絡はお気軽にどうぞ。