出雲大社紫野教会長について
出雲大社紫野教会 教会長
中島 隆広(なかじま たかひろ)
<略歴>
昭和46年(1971)生まれ。京都府長岡京市出身。京都府立乙訓高校、名古屋大学経済学部卒業。会社員の後、パソコン部品をインターネット販売する会社を起業し、しばらく経営する。事業売却後、國學院大學神道學専攻科に入り、神主となる。
もう少し詳しい経歴
京都市の南郊、長岡京市で育ち、18歳まで暮らしました。
たまたま受験した名古屋大学経済学部に後期日程で合格し、まったく予期してなかった名古屋に行くこととなりました。実家はまったく裕福でないため、7.5畳2人部屋の大学の寮に4年住むことに。
元々起業志望でしたがすぐにはできませんので、しばらくは会社員として勤めました。その後、念願の会社を創業を行います。パソコン部品をインターネット通販するビジネスです。最初は苦戦しましたが、そのうち軌道に乗っていきます。しかし、コンピュータ業界の流れは速く、パソコンの低価格化が起こりビジネスの先行きが不透明になってきました。そこで、どうにもならなくなる前に事業を畳むことを決意したのです。幸いにも事業は他社に引き取ってもらいました。居心地が良くて結局名古屋には16年も住みました。
会社の次に何をするかを考えました。いろいろ選択肢はありましたが、祖母が初代教会長として立ち上げた出雲大社紫野教会の教会長が空席になっており、ここを継ぐべく神主になることを決意しました。以前から歴史好きであり、もともと神道にも関心ありました。しかし、世の中を見て「これからの日本人には神道が必要である」と考えたことが最も大きな理由です。
そして、全国に二つしかない神道系の大学のうちの一つで、東京にある國學院大學の神道學専攻科に入学しました。一年制の神職養成課程で、びっしり授業、実習が入っています。すべての授業が神道に関するものです。ここに入ったもう一つの魅力は図書館にある蔵書です。神道について、出雲大社についての本を片っ端から読むことができました。神道を本格的に学ぶことができたのです。。
そして現在、京都市北区ある出雲大社紫野教会の教会長として奉仕しています。
なお、その私生活を知るものはいません。
目指しているもの
神主になって目指しているものは「宗教としての神道を広める」ということです。
ここで言う宗教とは
・人々が不安から解放されること
・毎日明るく生きていけること
・人間何のために生きていくのかを教えるもの
ということです。
神社にお参りして現世利益をお願いするのも神道の重要な要素ですから、それも大切にしますが、もう少し積極的に人生を意義あるものにしていくために神道を広げたいと考えています。
出版した本
出雲大社や神道について、もっと人々に知ってもらいたい。また神道の教えを知って心の安心を得てほしい、ということで本を出版しています。出版はなかなか簡単にできませんが、いろいろなご縁あって出すことができました。ありがたいことですが、ご紹介します。
『神々が集う地へ出雲大社-縁を結ぶこころの旅』
・出雲大社にしぼって、徹底的に詳しく解説。これ1冊でかなりのことがわかります。
・初心者の方にもわかるように、難しい言葉には説明を入れています。
・古事記の出雲神話も掲載。出雲大社と神話との関係もよくわかります。
・旅行に持って行けるサイズです。
出雲大社にお参りする人、関心がある人にとって必ず役立つ本になっています。
『日本人が大切にしてきた神様に愛される生き方』
・私たち日本人が大事にしてきた生き方、そして神道の心を語ります
・参拝やおみくじをどうするかといった神社についてみんな知りたいことをお話しします
・また明日から元気にやっていこうと思える内容です。
時間をかなり掛けて、いろんな人にもチェックしていただきましたので、良いものに仕上がっています。
SNS
<ブログ>
神主中島隆広の神道ブログ
<ツイッター>
中島隆広のツイッター
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